【新唐人2014年11月01日】10月31日はハロウィンでしたが、この日、世界各国の人が扮装して、周囲に喜びと驚きを与えました。香港でもユニークなやり方で思いを訴える人が見られます。
一時期、人々の前から姿を消していた北朝鮮の独裁者、金正恩が突如、香港に現われました。杖をつきながら、市民の中へと歩んでいきます。
しかし、これほど市民的なのですから、すぐに偽者だと分かります。
この偽者の金正恩は、オーストラリアから来た華人です。独裁者を皮肉る形で、香港人の民主化の訴えを代弁しました。
偽者の金正恩 霍華德さん
「中共の選挙の決定は香港人にとって侮辱です。中共寄りの人しか当選しません。香港のような文化のある都市がそんなことを受け入れられますか?だから私は独裁者に扮して、香港人の怒りを代弁しました」
彼の他にも、中共を風刺する人がいました。毛沢東時代の紅衛兵に扮した男性も見られます。
紅衛兵に扮したジョン・チャンさん
「ハロウィンを祝うだけなら鬼に扮します。でも私はこの服装で、特別な意義を表したかったのです」
抗議者 パス・NGさん
「実のところ、鬼とは真の普通選挙を阻んだ政治屋たちです」
通常、香港ではハロウィンの10月31日、鬼の顔を彫ったカボチャのランプが街を彩りますが、今年は香港のトップ、梁振英(りょう しんえい)行政長官の顔に代わっています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/11/01/a1150522.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/佐藤 映像編集/李)